私の発作の時の状態
8月2日日曜日
入院35日目 晴れ
現在朝の7:00前。毎日7:30の食事前のこの時間は暇なため、こうして日記を入力するか、編み物などをして過ごしている。スピードラーニングを聞きながら。今日はオズの魔法使いを聞いている。
退院まであと2日。落ち着いた一日一日を過ごせている。前回の退院前や、一番初めの入院の時には結構不安定になったな。今も不安がないわけではなく、薬のお陰か、わりと安定している。
セミが元気よく鳴いている。梅雨明けもしたし、いよいよ夏本番だ。今年はコロナの関係で花火大会やお祭りなどを開催するのは難しいだろうが、何か楽しみを作りながら元気な夏を過ごしたいものだ。
不安定になった時の症状。
周りの人の会話に敏感になる。
内容によっては心配事が増える。
何か自分が悪いことをしているかのようなソワソワ感をじわじわと感じる。
その時起っていることが自分に関係のあることだと思い込んでしまう。
そのため、自分の身の振り方や、その時の過ごし方をどうしたらいいか分からなくなってくる。
その状態が心全体を覆う時、究極に怖い感じで発作のような事態になってくる。
その吐き出し方が分からなくて、包丁で心臓を刺して欲しいと言い始めたり、無理やり暴れるような感じで父などに抑えられる。
その時のことは、断片的に覚えている時と全体的に覚えている時とがあり、自分の意識がある中で(覚えているが衝動が抑えられないような状態)起きている。
コロナのことがあり、救急隊の方達は全身に水色の防護服を着ていて、靴のようなものも水色のもので覆われていて、確かフェイスシールドもつけていた。
そんな人達が3〜4人いて、包丁を持ち出そうとしたために、警察官も2人くらい来た。
ものすごく緊迫した状況。
その状況下で自分の妄想が続いており、全てが私の中で繰り広げられる物語のような感じで進む。
自殺をしたいとは思っていないが、自分なんか死んでしまった方がいいという妄想に覆われ、母に「ここを刺して」と、心臓を指さして伝えた。
演技ではない。
衝動が抑えられず、それを止めることができないためにそういった行動に出る。
これは演技にも見えることがあるだろう。
頭の中のことがみんなに見えたらいいのに。
周りから見ても何を考えて何をしようとしているか分からないだろう。
発作という状態になるまでに決まって言えることは、体がとても疲れている、薬をきちんと飲んでいない、食事をちゃんと摂れていない、眠れていないなどの原因がある。
何をするにも自分の中での物語(妄想とも言えるが、この言い方の方が伝わりやすいような気がする)から発されるため、それが収まらないとそれらの行動にうつせない。
とても困ったものだ。
誰かこういう経験をしている人が他にもいないだろうか。